博多ラーメンの源流のひとつ
赤のれん
博多ラーメンの源流とされる〝赤のれん〟。
中でも戦後すぐに創業し、70年以上の歴史を刻む「元祖赤のれん 節ちゃん(せっちゃん)」は、
博多ラーメンの原型を作ったとされる老舗ラーメン店のひとつです。
今でこそ当たり前になったラード・メンマ・紅しょうがは、初代の発案。
当時は支那そばと呼んでいた博多ラーメンの礎を築きました。
元々店に名はなく、かかっていた白い暖簾がお店の電球で赤く染まるのを見て、
九州大学の学生たちがいつしか〝赤のれん〟という愛称で呼ぶようになったのです。